断食、SIX PAD(EMS)、置き換えプロテインダイエットを論破させてください。
一番痩せる方法は、断食です。
そもそも痩せるダイエットと言いましても、食物を一切摂らずに水だけ飲んで過ごせば、毎日およそ500g~1kgずつ痩せていくことができます。
しかし、当然身体には変調をきたし、筋肉も分解されていくわけですから、最終的には骨と皮だけになってしまうでしょう。
肌はしわしわになり、太って伸びた皮だけがベロンベロンになり、もう妖怪です。
1ヶ月で1日・2日やってみるというのは刺激があってよいかもしれませんが、断食は筋肉が落ち、痩せる前と同じ食事をするとリバウンドしやすくなったりするのでオススメはできません。
断食のメリット・デメリット
~メリット~
①断食を行うと、腸の中に食べ物が入ってこなくなるため、食物の消化吸収以外のことを行い始め、腸の内側についた宿便をとることが出来るようになり吸収力がUPする。
同じ栄養素の食べ物やサプリメントを体内に摂取しても、体によく吸収される。
②断食を行うと、飢餓状態時に活動を始める延命遺伝子(サーチュイン遺伝子)が活動を始め、人間の体内に存在している50~60兆個の細胞の中にある傷ついてる遺伝子や壊れかけの遺伝子を修復し始める。
~デメリット~
①エネルギー不足により筋肉が減少する(糖新生)、基礎代謝の低下。
②栄養素の不足等により身体の組織(肌や髪)に悪影響を及ぼしたり、生理周期が乱れる可能性がある。
EMSのメリット・デメリット
EMS(Electrical Muscle Stimulation)は筋肉を機器からの電気刺激により収縮させトレーニング効果を得る。
脳からの微量な電気信号を神経を介して筋肉を動かすのが本来の人間の動きですが、脳をスキップし直接神経~筋肉に電気を流して強制的に収縮を促すのが特徴。
~メリット~
①パットを使用部位に張るだけで場所を選ばずいつでも使用可能。
②強制的に筋肉の収縮を促すので、トレーニングで意識しづらい部位に張ることで、その部位の筋肉を使う感覚を得やすい。
③フリーウエイトだと多関節種目(多くの関節を動かす種目)が多いが、特定の気になる部位のみにアプローチできる。
~デメリット~
①安全性を考えると強い電流が流せないため、高負荷のウエイトトレーニング程の効果は得ることが難しい。
②皮膚表面に張るため基本的に速筋への刺激がメインで遅筋に刺激が入りづらい。
1食置き換え プロテインダイエット
1日3食のうち、1~2食を低カロリー食(約150~200kcal)に変えることで摂取カロリーを減らすダイエット方法。
~メリット~
①水に溶かして飲むだけである。
~デメリット~
①もともと痩せ気味の方や、基礎代謝が低い方には効果が少なく、さらに基礎代謝を低下させる危険性がある。
②置き換え以外の食事は基本的に好きなものを食べるので、ここでカロリー過多になると減量は望めず、すべての食事でカロリーのコントロールが必要。
③減量後、食事を戻すとリバウンドをしやすい。
④たんぱく質量が不足することが多く、筋量の減少の危険性がある。
あとがき
簡単にまとめてしまいますと、
断食は栄養不足になります、EMSは電力足りないので刺激少ないです、プロテインダイエットはそれ以外で食べ過ぎてたらそりゃ太ると言うお話でした。
次回は加圧トレーニングを論破したいと思っております。
昨日寝違えて首痛かったのですが、今日はその影響かちょっと偏頭痛がありまして、これもトレーニングに集中できないので今日も悔しながらオフ日になってしまいました。